旧ジオン公国軍宇宙戦用モビルスーツ
MS-09F ドム・フュンフ[ジオン残党仕様]


使用キット:HGUCドム・トローペン +α



「アドバンス・オブ・ゼータ」コミック版に登場する、ジオン残党のドム・タイプ。
作中には型式や名称は出てこないが、HGUCドムトローペンの説明書にある、
「ドムトローペンの機体の設計ベースになったMS-09Fドム・フュンフ」
「一年戦争末期には空間戦闘用のドム・フュンフも特定の艦隊に数機配備されていたと言われる」
という記述から、
「宇宙戦をするトローペンに酷似した機体 → ドム・フュンフ?」
という個人的推測により、ここではこの機体をドム・フュンフと呼ぶこととする。

カラーリングは、元のコミックでは白黒の絵のみなので、オリジナル。
通常のドムを基本に、若干の自己解釈を含めてみた。
一年戦争終結後、まともな補給を受けられない中でも戦い続けてきた機体なので、ダメージ痕や汚しを入れた。




最も手をかけた改造箇所は脚部。
ダストフィルター取り付け部分の穴をふさぎ、裾も延長。
ホバーのフレアを削り取って宇宙戦用に。
パテの扱いが下手な自分としては綺麗に仕上げられたと思う。

ふくらはぎ部分のふっくらした部分は、

プロペラントの「コンフォーマル・タンク(機体に密着させた増加燃料タンク)」では?

という個人解釈により手を付けず。
しかし、よく考えたら宇宙空間じゃ空気抵抗関係ないんだから、コンフォーマルタンク意味無くねぇ?
あれだよ、余計な突起物があるとAMBAC機動時の運動モーメントが何たら(以下略

バックパックはゲルググ・マリーネの物をほぼそのまま使用。




武装はMMP-80マシンガンとスパイクシールド。
マシンガンと予備弾装はトローペン(サンドブラウン)に付属のもの。ベースは同じなので当然そのまま取り付け可能。
スパイクシールドはマリーネから。
シールドの斬撃痕はちょっとやりすぎた・・・




作中での、ジムスナイパーIIIの肩を撃ち抜いた直後のアップをイメージ。

ジオン機特有の重厚さを出したくて、胸・腰・肘・膝に鋳造表現をしてみた。
宇宙兵器で鋳造装甲は無ぇよ、という無粋なことは言いなさんな。
モノアイはビームサーベルのランナーを炙ってレンズ状にし、裏にメタリックテープを貼った。
さらに頭部にボールジョイントを仕込み、微妙に可動。本当に微妙な可動だが・・・


戻る